車を買い替えたいけど、どこを見て選んだらいいかわからない…
新車は高いから中古車を買ってみたいけど、
コスパの良い中古車ってどんなの?
中古車選ぼうと思っても、車に詳しくないと何をどう選んだらいいか全くわからなくて困りますよね。
新車にしておけば間違いはなさそうやけど、それだとお金がかかってしまう…。
そんな人のために、中古車選びのポイント4選をお伝えしようと思います!
私の旦那が車に詳しいので、
今回は旦那に登場してもらいます!
いままで乗った車は8台とも全部中古車やで!
どれも大事なポイント見ておけば大きな問題はないから、
一個ずつ見ていこな~
事故車かどうか
まず事故車とは、車のフレーム(骨組み)が凹んだ(変形した)ものをいいます。フレーム以外に一部凹んでいる箇所があっても、それは事故車とは呼びません。
また事故車には軽度、中度、重度と段階があり、重度の事故車は高速道路を走行中にまっすぐ走ることができないなどの不具合が起こる危険性が高いです。
事故車は修理されると車のフレームにどれくらいダメージがあるか、外見ではわかりません。
もちろん事故車でも無事故車と走行が変わらないものもありますが、見極めが大変難しいです。
俺は事故車は避けてるな!
足回り
車で一番大切なことは「ちゃんと止まる!」ことだと考えています。
安全第一!!!
そのためにはちゃんと止まらんとな。
足回りは消耗品ばかりなのでメンテナンスが大事です。
各部品のおおよその寿命をお伝えするので参考にしてみてください。
タイヤ
- 走行距離:3万~5万km
-
運転の仕方(急ブレーキなど)により変わりますが、5万kmも走ると溝がなくなって雨天時にスリップする危険性が高いです。
- 製造年月日:5年程度
-
タイヤはゴムなので自然と劣化します。
タイヤへひび割れがあったり、タイヤ自体が硬化してしまうと、止まりにくくなったりパンクなどが起こりやすくなります。
タイヤの製造年月日は
このように記載されているのでチェックしてみてください。
- 溝:あるかどうか
-
タイヤにはタイヤの走行と同じ方向に溝があります。
手で一周触ると一部凸部があるのですが、凸部がなく全面表面と同じようにつるんとしている場合は、タイヤの寿命が過ぎている証拠です。
すぐに新しいタイヤに変更することが大切です。
旦那溝がない状態はめっちゃ危ないで!!!
ハイドロプレーニング現象の原因にもなるからな!
ブレーキディスクローター・ブレーキパット
- ブレーキディスクローター:走行距離10万km程度
-
こちらも運転の仕方(急ブレーキなど)によって変わりますが、目安は10万km程度です。
新品と比較して厚みが2,3mm削れていたら交換時期です。(交換費用は約10万円です。)
中古車を見る際にホイールの間から手を入れてブレーキディスクローターの端を触ってみてください。
青部分が削れたことによって引っかかる感じがしたら危険です。
旦那同じ走行距離でも乗り方によって全然ちゃうからな~
ちなみに3万kmで交換したこともあるな~ - ブレーキパット:走行距離5万km程度
-
こちらも運転の仕方(急ブレーキなど)によって変わります。
新品は厚みが10mm程度ありますが、3mm程度にまでなったら交換時期です。
ブレーキパッドが減るとブレーキが利きづらくなり、車が止まりにくくなります。
また、3mm以下になるとブレーキの破損する場合があり大変危険です。
サスペンション
- 年月:新車から10年 もしくは 走行距離:5万~8万kmほど
-
こちらは停車,保管場所(坂にずっと停めている)や、運転の仕方(急ハンドルを切る)によって変わります。
(交換費用は工賃込みで10万~20万ほどです。)
サスペンションが劣化した際の主な症状は以下の5つです。
- ギシギシ、ガタガタ、コンコンなどの異音がする。
- ハンドルが振れてまっすぐ走行できない
- 平坦な道でも車が揺さぶられる
- タイヤが片減りする
- 車の下回り(底面)をぶつけることが増える
上の症状が起こったら、早めに専門工場に診てもらうのがええな!
エンジン
タイミングベルト
エンジン内部にある部品のタイミングベルトは切れる前に交換しましょう。
走行距離10万km以内に交換することを推奨します。
タイミングベルト交換済みの車は狙い目やな!
各種交換および洗浄
中古車はまず、
- エンジン内部洗浄 … 約5,000円
- オイル交換 … 約5,000円
- エレメント交換 … 約3,000円
- オイル添加剤追加 … 約1,000~2,000円
の4つを推奨します。専門工場で交換および洗浄しましょう。
俺の場合はオートバックスに頼んでるな
交換の目安は、
- オイル交換 … 3,000km/回 もしくは 6か月 の内、早いほう
- エレメント交換 … 9,000km/回
です。
オイルはエンジンの血液や!
こまめに交換したげてな~
年式と走行距離
いままでは車の機能面、安全面について書いてきましたが、ここからはお金についても書いていきます。
年式
あくまで旦那の感覚ではありますが、
人気車種をのぞくと、中古車の販売価格の目安は
- 3年落ち … 新車価格×約3/4
- 5年落ち … 新車価格×約2/3
- 7年落ち … 新車価格×約1/2
程度になり、その後は急激に値段が下がります。
また、自動車を購入した後も維持費として税金がかかってきます。
新車登録から13年を経過した車は、「自動車税」と「重量税」が上がります。
納税タイミングは、
- 自動車税 … 毎年5月末頃
- 重量税 … 車検時
となっています。
自動車税
自動車税の増税額は約15%で、
排気量 | 金額 |
---|---|
~1000cc(軽自動車) | +4,500円 |
1000cc~1500cc | +5,500円 |
1500cc~2000cc | +6,000円 |
2000cc~2500cc | +7,000円 |
2500cc~3000cc | +8,000円 |
3000cc~3500cc | +9,000円 |
というように増えていきます。
重量税
重量税の増税額は約39%で、
重量 | 金額 |
---|---|
軽自動車 | +1,600円 |
0.5t | +3,200円 |
1t | +6,400円 |
1.5t | +9,600円 |
2t | +12,800円 |
2.5t | +16,000円 |
というように増えていきます。
走行距離
走行距離は10,000km/年が目安で、5,000km/年は走行の少ない車となります。
ちなみに我が家の場合は…
我が家では2020年に2007年式(13年落ち)のアイシス76,000kmを購入しました。
かかった費用は、
- 車体価格(車検込み) … 32万円(車検費 9万程度)
- オイル関係交換および洗浄 … 約1.5万円
の33.5万円だけです。
アイシスの新車価格は230万~程度やから、
約1/10の価格で乗り出せたってことやな。
エンジン内部洗浄時オイルは真っ黒でしたが、オイル交換後は快適に動いています。
購入の際にはブレーキディスクローターを手で触り、削れていないかどうか状態を確認したので安心です。
2022年現在は+15,000km走行しましたが、すこぶる順調に動いています。
燃費も10km/ℓ(高速道路走行時13km/ℓ)と古い割にはGoodです!
もうじき車検なので、不具合が安価ならば直し、高ければもう一度安い車を探して購入しようと思います。
もう一度車検が通れば、約10万円/年+自動車税45,400円で乗れるのでとてもコスパが良いです!
新車も良いですが、こだわりがなくて足として使用する車ならば13年落ちの車もありだと思います。
まとめ:良い状態の中古車を選んで買おう!
中古車を購入する際にチェックしておくべきポイントは大きく分けて以下の4つ
- 事故車かどうか
- 足回り(タイヤ、ブレーキディスクローター・ブレーキパット、サスペンション)
- エンジン
- 年式と走行距離
①事故車かどうか
事故車は選ばないようにしましょう。
見た目でわかりにくく、見極めが大変難しいです。
②足回り(タイヤ、ブレーキディスクローター・ブレーキパット、サスペンション)
足回りに関しての交換目安時期は以下の通りです。
部位 | チェック項目 | 交換目安時期 |
---|---|---|
タイヤ | 走行距離 | 3万~5万km |
年月 | 5年程度 | |
溝 | ちゃんとあるかどうか | |
ブレーキディスクローター | 走行距離 | 10万km |
厚み | 2,3mm削れていないか | |
ブレーキパット | 走行距離 | 5万km |
厚み | 3mm以上あるか | |
サスペンション | 年月 | 新車から10年 |
走行距離 | 5万~8万km |
この目安は早めの時期を記載してるのもあるでー
早めの交換が長持ちの秘訣やな!
③エンジン
エンジンに関しては、タイミングベルトやオイル各種の交換および洗浄が大事です。
オイルはこまめに交換するようにしましょう。
④年式と走行距離
年式によって中古車の販売価格は変わります。
また、維持費として「自動車税」と「重量税」がかかりますので、そちらも事前にチェックしておきましょう。
走行距離は10,000km/年が目安で、5,000km/年は走行の少ない車となります。
購入前に確認してみましょう。
以上の点を確認すれば、安全で機能性が高く、なおかつコスパの良い中古車を見つけられるはずです!
ぜひ参考にしてもらえたらなと思います。
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